ソーシャルワークの実践モデル-心理社会的アプローチからナラティブまで-(Books)

公開日: 2012/04/28 勝手にブックレビュー

本日は「ソーシャルワークの実践モデル-心理社会的アプローチからナラティブまで-」を紹介します。

私は本書を卒業論文を書くにあたり購入したのですが、実際に本書の内容が自分の中に腑に落ちてきたのは現場で働きはじめてからでした。

ソーシャルワークの実践モデルがどのように生まれてきたかという歴史的な変遷を知る上でも有用な一冊なのですが、各実践モデルについて、わかりやすく(といっても専門用語は使用されています)書かれています。


自身が現場で採用する方法が、実践モデルに当てはめると何に当たるのか(実際これが難しいのですが…笑)ということを振り返り、採用している方法に根拠を与えてあげる際のよい指針になると思います。

様々なソーシャルワークの実践モデルを横断的に記してるので、ソーシャルワークを学ぶ学生さんにもおすすめです。
ソーシャルワーカーが面接技術を学ぶ上で読んでおきたいお薦め書籍 5選 でも紹介いたしました。





内容(「BOOK」データベースより)本書は、ソーシャルワーク実践モデルの発展を大きく4つの時期に分けて捉えている。第1部では、第1期と第2期の実践モデル、すなわちソーシャル・ケースワークの実践モデルを解説する。第1期としては、心理社会的アプローチ、機能派アプローチ、問題解決アプローチを、第2期としては、家族療法アプローチ、行動変容アプローチ、課題中心アプローチを取り上げる。

第2部では、第3期と第4期の、生態学やシステム論にもとづく統合実践モデルと新しく登場した実践モデルを解説する。第3期としては、生態学的アプローチ、ジェネラリスト・アプローチ、ケースマネジメント/ケアマネジメント、ソーシャルサポート・ネットワークを、第4期としてはエンパワーメント・アプローチとナラティブ・アプローチを取り上げている。






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