未来の社会の支え手共同体について思考する

公開日: 2014/01/13 SCA 思索




Social Change Agency 2014年初イベントを開催します。
ぜひ、ご参加ください!



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本日は、Social Change Agency 学生支部ミーティング終了。
学生支部統括DのHさん、非常に優秀な学生メンバー3名と。
みんな、本当に学生か?と。笑



帰り道、上野から電車に揺られ、昨年から考えていた、とあるイメージを想起した。

「Teach For America」的な展開だ。

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Teach For America、TFA)とはアメリカ合衆国のニューヨーク州に本部を置く教育NPOである。アメリカ国内の一流大学の学部卒業生を、教員免許の有無に関わらず大学卒業から2年間、国内各地の教育困難地域にある学校に常勤講師として赴任させるプログラムを実施しており、2007年にはビジネスウィーク誌が調査したアメリカの学部学生の就職先人気ランキングの10位に入っている[1]。また、2010年には全米文系学生・就職先人気ランキングで、GoogleやAppleを抑えて1位となった(Wikipediaより

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多分野の学生たちが、社会福祉のフィールドで数年従事し、
”そこで捉え得たもの”を抱き、次のステージへ旅立つ。

そんな未来をつくることも、不可能ではないと思っている。
そして、SCAのメンバーは、この話に、真顔で頷く人たちだ。
そんな人たちに出会えたこと自体が、幸運と言わずしてなんと言うのか。
ほかに適切な言葉が見つからない。


今日、学生メンバーから
「現場に出るのは不安なこともあるけど、
SCAみたいなところがあって、相談できるところがあると思うと安心」
という言葉をもらった。


まさに、SCAは、そういう”支え手共同体”を日本に創り上げることに注力したい。


大掛かりな仕組みをつくるのは時間がかかる。
だとしたら、

・クライエントと援助者という二者関係で完結せずに、
 その背後にある社会のシステムエラーを捉える鋭さの眼をもつ


・自分たちが実践で得たものを支え手共同体に還元する


というマインドを多くの現任者、未来のSWである学生に持ってもらうために、

声をあげながら、多くの人を巻き込み、仕組みづくりをすすめることは意義の
あることだと私は思う。


そういったマインドをもった学生が多く現場に出れば、

自分たちの得たものを支え手共同体に還そうと思う時期がきっとくる。
SCAが、その宛先になり得るよう、準備をすすめよう。


SCAメルマガの購読者は230人を超えた。

職能に限らない、職域にとらわれないSCA発のコミュニティが広がり、
ゆるやかなネットワークになることで、日本全国の支え手たちが、
強固な1枚の層になり、支え手を支える有機的なシステムを構築する
ということを想像している。


誰よりも強く、頭の中にイメージを描いている。
ここまで、頭の中にイメージできているのだから、実現すると信じている。

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周りの人をワクワクさせるには、自分が一番ワクワクしていることが必要だと思う。
そして、自分が一番、子どものように誰よりもワクワクしている。


今まで、自分の中で、どう考えてもその方にお返しするに釣り合うものがないと感じる贈与を受けた時、どうにかしてその相手に返礼をしなければと思っていた。今は、その時、その方に返せなかったものを、長い時間をかけてでも社会に向けて返していけばいい、という考えをもつことができるようになった。


人生に、多くのものは必要なく、欲してもいない。
思考し続けることができる”意思”を保ち続けたい。


覚悟や決意の重みは、どれだけそのことについて
考え続けてきたかという思考の時間に比例するようにも思う。


誰よりも大きな理想を抱き、思考し続けることを続けよう。


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