Books)『仕事の技法』田坂広志(著)
公開日: 2016/03/01 勝手にブックレビュー 読書記録
ビジネスパーソン向けに書かれた「仕事における様々な場面における内省」の重要性を説いた一冊です。
会議や商談、その後の上司部下の振り返りの会話を取り上げながら、言葉のメッセージと言葉以外のメッセージから読み取ることができること、その重要性について、23の話に分け、著者がビジネスの場面で獲得した実践知を形式知化して伝えています。
商談や会議後すぐに上司と部下で、はじまりからおわりまでの場面を振り返り、出席者の言動について想像を巡らすことで、「言葉以外のメッセージ」を感じ取る力を鍛えること。そして、一人でできる内省の技法など。非常に具体的な内省の技法について書かれている一冊です。
ソーシャルワーカーの業務に置き換えても、膝を打つことばかりでした。1時間くらいで読めますので、ぜひご自身の業務を思い返しながら読まれてみることをお勧めします。
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