Books)ルネッサンス-再生への挑戦- 著:カルロスゴーン

公開日: 2017/08/13 勝手にブックレビュー 読書記録


【概要】
ミシュラン、ルノー、日産における企業再生の物語を、
カルロスゴーンの半生と共に追体験することができる一冊
マネジメントについての知見が盛り込まれている。


【本書からの気づき・学び】


⑴現場主義
意思決定をする上現場に必ず足を運ぶ
「工場を訪ね、サプライヤーと話をし、欧州の販売拠点を見て回った。これは問題の核心を把握するときに私が常に取る手段である」


考えたこと)経営ではないが、SWerにも通ずること。
介入依頼後、当事者、ステークホルダーから話を聞き、各々の主観・客観的情報をもとにどのようなシステムの相互作用の中でどのような課題が生じているかを把握、理解しようとするところからはじめることは、対処すべき問題を読み違わないために大切なこと。


⑵問題の核心を見抜く能力
「マネージャーは問題の核心を見抜く能力が不可欠である」

「問題の全体像が見えていなかったり、思い込みにとらわれていたり、
伝統や習慣が障害となっているために解決策を見つけることができない」


考えたこと)
自分の場合、スキル以外の「思い込み、伝統、習慣」の何が阻害要因になっているか?→保守的。リスクを排除する傾向。医療機関に長く勤めたからか?


⑶プロフェッショナル観が思考・行動の軸を形成する.
「アマチュアは問題を複雑にし、プロは明晰さと簡潔さを求める」


考えたこと)自分のプロフェッショナル観は?


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