「1分でもクライアントに対する時間を増やすためにできること、改善できることは何か?」
先日、Tweetした内容をまとめました。(からだや思考)疲れの溜まっている夕方に神経を使うクライアントとの面談を入れるのはあまりよくない。— Hokuto Yokoyama (@hokutoyokoyama) 2018年2月28日
クライアントによいパフォーマンスを提供するためには、自分の耐久性を知っていて、かつ耐久性を上げる方法を知り、1日のスケジュールをコントロールすることができるある程度の自律性が大切。
「そんなこと言っても現場は忙しい」というのは言い訳にはならない。1日に8つも9つも面接を入れている状況が続くのであれば、質の良いソーシャルワークを提供するために人員補強が必要だと、自組織のシステムに働きかけることが必要だし、— Hokuto Yokoyama (@hokutoyokoyama) 2018年2月28日
また、(からだや思考)疲れをためる原因が、援助記録の記載に時間を要したり、他職種や他機関との連絡調整に時間がかかるなどにあるのであれば、それらを徹底的に合理化して、要する時間を圧縮する策をとることもまた大切。— Hokuto Yokoyama (@hokutoyokoyama) 2018年2月28日
他職種が他機関がつかまりやすい時間帯、ご機嫌なコミュニケーションを取りやすいタイミングは、部署や機関、または人によってある程度のパターンがある。それらを研究し、不発を減らし、余計なコンフリクトを起こさせず、一発で、為すべき調整を為す、ということをサラリーマン時代はやっていた。— Hokuto Yokoyama (@hokutoyokoyama) 2018年2月28日
記録に時間がかかるのは、アセスメントができていない理由であることが9割くらいなので、新人時代にそれを自覚してからは、上司、同僚への連絡、カンファレンスでの報告などを活用し、「行動→行動の根拠」で話すということを意識して積み重ねた。比例して記録に要する時間も圧縮できるようになった。— Hokuto Yokoyama (@hokutoyokoyama) 2018年2月28日
よいパフォーマンスを提供できる状態でクライアントと対する時間を1分でも多く絞り出すために、それ以外の行為を合理化し時間を圧縮することをを考えて1年経ったら、副次的に定時に帰宅ができるようになったという感じになったというオチです。笑— Hokuto Yokoyama (@hokutoyokoyama) 2018年2月28日
定時帰りができるようになると、自身に投資できるので、勉強して本読んで、さらに自身の質的向上にゴリゴリコミットできるという好循環。— Hokuto Yokoyama (@hokutoyokoyama) 2018年2月28日
組織の機能的に、実行が難しい現場もあると思いますが、「1分でもクライアントに対する時間を増やすためにできること、改善できることは何か?」という問いは、定期的に自分に課すとよい問いだと今でも思っています。(完)— Hokuto Yokoyama (@hokutoyokoyama) 2018年2月28日
【参考書籍】
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