2012年 仕事納め

公開日: 2012/12/31 MSW 思索

仕事納め。

今月は、懐かしい顔ぶれの人たちが年の瀬の挨拶にと会いにきてくれた。


今現在、特段何もお手伝いはしていないけれど、「今年はコイツに世話になったし一言言っとくか!」と挨拶にきてくれた患者さんたちの顔を見て、色々と思い出した。




ありがとうの言葉でいちいち充足度を満たしていたら、そのコップは容易に満たされてしまう。それが怖くて、この仕事をはじめて数年は、感謝の言葉を患者さんや家族からかけてもらうことに対して、過度に、そこに充足度を求めないようにしていた。



でも、年の瀬、今年を振り返った時に、「こいつには世話になったな」と思い出してもらえるということは、そのときどき、短い時間ではあるけれど、「真摯で誠実に伴走できたかどうか?」という問いに対するのフィードバックなのかな、と思うと、素直に嬉しく思えた。


今年は感情の起伏が多く、その扱いに苦慮した年だった。
だから、「余裕」を生み出すために、その方法を真面目に考え、
分実験をし、評価する、を繰り返した。


時間配分の仕方。
面接・調整の下準備。
明確な意図を関係者に伝えるためのアプローチ方法。など。



余裕を生み出し、新たに生まれた余裕を課題対処に再投入する。
それを繰り返す中で、「真摯で誠実に、そして余裕をまとい、患者さん家族と出会う」という目指すべきスタイルを得ようと試行錯誤した1年だった。


無事に1年間を終えられたことに感謝して、2013年を元気に迎えようと思います。




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