栄光は確かな努力の結果として得られる

公開日： 2013/02/12

（動画紹介）

昨年現役引退を表明した松井秀喜選手について。

父親の影響で野球を見るようなった小学生時代からのファンで、ヤンキース時代、エンゼルス時代、2度アメリカまで応援に行きました。この映像、男ならグッとくること間違い無し！！

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「栄光は確かな努力の結果として得られる」

YouTubeに投稿されている「Another Heart Calls × 松井秀喜」という4分12秒の動画がある。松井秀喜は、1992年、読売巨人軍に入団。2003年に渡米、ヤンキースに移籍。その後、複数の球団でプレーし、昨年末、日米通算20年のプロ野球生活に幕を下ろした。


動画が投稿された2009年はまさに松井秀喜の年だった。ベースボール世界一を決定するワールドシリーズで3本塁打を放ち、シリーズ最多タイ記録の1試合6打点をマーク。所属球団ヤンキースを9年ぶり27度目のワールドチャンピオンに導き、同シリーズ日本選手初のMVPに輝いた。


映像のほとんどはホームランシーンで構成されている。メジャーリーグ初本塁打を満塁弾として放った鮮烈デビューシーン。2009年ワールドシリーズ、通算219勝の大投手ペドロ・マルティネスから放ったホームラン。これでもかと本塁打の映像が続く。


　動画作成者は、言葉による過度のパフォーマンスを好まなかった彼のことをよく知っているのだろう。「Another Heart Calls 」というソウルフルな音楽をバックに、 ボールがスタンドに吸い込まれていく場面と、普段はあまり感情を表に出さない松井の喜怒哀楽が垣間見えるシーンを織り交ぜ、松井秀喜という人物を表現している。


ホームランを放ち、チームメイトに祝福されるシーン、番記者たちから贈られたバースデーケーキのろうそくを吹き消す場面。ホームランに歓喜する観衆の表情。松井が、チームメイトから、ヤンキースのファンから、そしてニューヨークという街から愛された野球選手だったのだろうと感じる。そして、バッターボックスで、黙々と最良の仕事を積み上げていく姿に尊敬を覚えると共に、なぜか職業人として励まされる。明日も頑張ろうと思える4分間の映像である。

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